2024年7月13日
第274話 水上バイクに占領されるビーチ
前浜ビーチが国立公園になることが決まり、水上バイク(ジェットスキー)の運行が規制されるようになった(’23年) それに伴い、これまで前浜ビーチで営業していたマリン事業者がヒルトン周辺やパイナガマビーチで営業を開始するようになった。その後、ヒルトンホテルがオープンしてからはヒルトン周辺でも営業ができなくなり、マリン事業者がパイナガマビーチまでやってくるようになっている。

平良 パイナガマビーチ
どうやらヒルトン周辺のスロープから水上バイクを降ろしてパイナガマビーチまで移動しているようだ。

平良 ヒルトン周辺
マリン事業者はパイナガマビーチにたくさんの水上バイクを並べてビーチを占領している。水上バイクで数十回走ればそれなりの売り上げになるので、海上は水上バイクが走り回っているのが日常の景色になってしまった。観光客にはバナナボートやマーブル、ウェイクボードが人気のようだ。

以前、撮影を依頼された時の写真
マーブルはバナナボートよりもスピードが出るので人気がある。方向転換してカーブを曲がる時に遠心力で海に落ちるのが定番だが、事故も多いので注意が必要だ。
アクティビティは体験すれば楽しい思い出になるが、静かに海を眺めたい人にとっては残念な一面もある。今のところ取り締まる規制がなく、警察も注意はしているが何もできないのが現状のようだ。マリン事業者のスタッフは観光客にとても親切で「お疲れ様〜また遊びにおいでね」と声をかけているが、素性がよくわからない。このような状況を見ていると中の島海岸(下地島)の違法業者を思い出す。パイナガマビーチは地元の人たちに親しまれている憩いの場所である。午前中は静かに海を眺めたり海水浴を楽しんだりしている人が見られ、夕方になるとサンセットを眺めにたくさんの人が集まってくる。子供たちも遊びに来る場所なので、安全面に問題はないのだろうか!? はじめてパイナガマビーチを訪れた時のきれいな景色を思い出すと、なんともつまらないビーチになってしまったものだ。以前のように、だれでも安心して利用できる日ははたしてやってくるのだろうか!?


